雪の白さに思う
28日(月曜日)姫路から特急スパー白兎で鳥取に行きました。山間の村々は 白く雪に包まれて静かに佇んでいました。 奥深くどこまでも営みの足跡を印す人間の生命力に驚きます。
様々な自然条件を克服し、その地に適合して暮らしているわけですが、自分たちの都合に合わせて自然破壊を続けていることも事実です。地球や他の動植物にとっては迷惑な話でしょう 。
人間も地球の一部です。 全体的視野に基づいて地球との調和の歩みを実現したいものです。営みは即物的に表層を流れ、政治も経済も目先のことに翻弄され不安定です。 テレビで国会や国会議員の有様を見ていると、この国はいったいどうなってしまうのだろうと心配になります。外国にもこの映像が流れるに違いありません。日本の評価はいかがなものでしょう、恥ずかしい気がします。わが国の民主主義はまだまだ未成熟なのだと思わざるを得ません。西洋化は本来の日本を失わせました。かといって西洋に真の理解に届いているわけでもありません。営みは浮遊して流れ続けるばかりです。
全てのことが人それぞれの視点で展開し、普遍への志向を完全に欠いています。人はそれぞれの自分を生きているわけですが、それぞれである前に地球という全体の一部です。全体の一部として存在できてはじめて、それぞれの本来を生きることができるに違いありません。 普遍性の上に相対性が成立するということになります。普遍を踏まえぬ相対は意味を成さぬこととなるのです。個と全体の関係性の把握が重要です。
音楽現代(芸術現代社刊)の連載「音を観る」が36回を迎えます丸三年が過ぎました。 上述のこと、即ち東洋の深遠を踏まえて現実の混迷を解き明かすべく取り組んでまいりました。今回は三年の締めくくりとして大タイトルの「音を観る」-そのままに 心を聴く-をタイトルに掲げ、生命の全体性に根ざす東洋の深さをテーマとしています。 是非ご一読ください
寒さが続きます、皆様にはくれぐれもご自愛くださいますよう。心と体のバランスが整うと免疫力が上がるようです。 自然呼吸に基づく発声、歌が一番。健康のもとです。